お気軽にお問い合わせ下さい03-3295-3387

HOME > みみはな・ちびコラム > 睡眠時無呼吸クリニックとCPAP(シーパップ)にご注意!!

みみはな・ちびコラム

睡眠時無呼吸クリニックとCPAP(シーパップ)にご注意!!

CPAP=(睡眠時無呼吸症候群やいびきのための)持続的陽圧気道圧呼吸器のことです。

〔睡眠時無呼吸クリニック〕が最近増えています!いびきがひどく、睡眠時に呼吸が止まって
しまう方のためのクリニックです。しかし、こういうクリニックがレンタルをすすめる家庭用
陽圧呼吸器(CPAP)で加湿機能が無いものをご使用なさっていると、鼻内皮膚や鼻粘膜が
乾いて細菌感染を起こし、 鼻呼吸が苦しくなったり、さらに咽喉頭炎・気管支炎になる患者
さまが増えています!

睡眠時無呼吸症候群は、鼻から喉・気管までの〔気道〕のどこかが狭いために起きる病気
です。しかし、〔睡眠時無呼吸クリニック〕には、気道の診察もせずに、自費で高額な
アプノモニターという無呼吸チェックを泊まりで検査させるだけの所があります。
原因の説明も無しに、「貴方は一晩に〜回〜分無呼吸になっていますから、CPAPをレンタル
して下さい」と言われます。気道の診察もせずに〔無呼吸クリニック〕などと、よく言えた
ものです。
その上困るのは、レンタルさせるCPAPの殆どに加湿機能が付いていない事です・・。

CPAPに加湿機能がないと、一晩中乾いた空気を吸わされるので、粘膜が乾いてしまいます。
鼻や気管の粘膜は〔粘液〕に覆われていないと、粘膜上の線毛が動かなくなり、粘膜の免疫
機能が働かなくなります。そのため鼻内 皮膚・粘膜が細菌感染を起こし、痂皮(かさぶた・
ハナクソ)が増え、出血したり鼻呼吸がしづらくなります。

無呼吸症は、CPAPだけしか治療が無いわけではありません。鼻から気管まで診察すれば、
気道のどこが原因で無呼吸が起きているのか分ります。アレルギー性鼻炎で鼻づまりがある
患者さまであれば、ロイコトリエン受容体拮抗薬等(薬名;オノン・キプレス・シングレア
等やバイナス)や抗ヒスタミン薬の服用・点鼻スプレーで鼻閉はかなり改善します。
これに加え、仰向けではなく横になって寝て、少し顔を上に向けて(天井を見るのではなく、
顎を少し前に突き出す)寝て頂くか、枕の端を斜めにして、ややうつ伏せ気味に寝られれば、
一層睡眠時の呼吸が楽になります。

それでも無呼吸になる方は、鼻閉を改善するレーザー治療や鼻手術、口蓋垂(のどちんこ)の
ある軟口蓋を一回り広く切除する「軟口蓋形成術」もあります。
このような手術が恐い方は、この時点でやっとCPAPのレンタルという事になるのですが、
再三申し上げたように、必ず加湿機能付きをお選び下さい。
一方、加湿機能付きを使用しても、器械内にカビが生えぬようなケアもお忘れなくお願い
します。

〔睡眠時無呼吸クリニック〕をご受診なさったら、ドクターが鼻・喉の診察をしてくれたか、
気道のどこが狭いのか説明してくれたか、くれぐれもご注意なさって下さい。


HOME このページの先頭へ