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「評判のドクター訪問」で、取材をお受けしました。
加賀 ありがとうございます。当クリニックは祖父が
大正6年に歯科医として開業し、昭和42年に父が耳鼻咽喉科を
始めたのですが、私の頃には建物も古くなっていたため2年前に建て替えることにしました。
その時に硬いイメージではなく綺麗で明るい雰囲気にとお願いしたのですよ。
衛生面でも患者様に安心して頂けるよう高圧滅菌の設備も整えています。
畑山 開業時に苦労されたことは。
加賀 この付近はオフィス街ということもあり患者様のほとんどが会社勤めの方で、中には
50〜60歳の方もたくさんいらっしゃいます。最初は管理職をされているような方に果たして
私みたいな若輩者が信頼して頂けるのか自信がありませんでしたが、結局は自分の能力以上の
診療はできませんので、とにかく誠実に患者様の立場に立った診察を行ってまいりました。
お蔭様で今ではたくさんの方が訪れて下さいます。
畑山 患者様に対して心掛けていらっしゃることは。
加賀 よく説明して、なるべく早く治して差し上げるということです。
生活事情や仕事の事情もおありでしょうから、お話をよく聞いてその方に合った治療法を
行うことが大切だと思っています。
畑山 大病院のような3分診療ではなくじっくり診てあげたいというお気持ちですね。
スタッフにお話しされていることは。
加賀 礼儀正しく気持ちよく対応してほしいという思いから、「お名前を様付けでお呼びする
など言葉遣いを丁寧に、ホテルでお客様と接するような雰囲気で対応して下さい」と話して
います。
畑山 今後の夢や展望をお聞かせください。
加賀 お越し下さった方に「ここへ来て良かった」と思って頂けるよう今後も努めて
いきたいです。
畑山 地域の皆様のためにこれからもご活躍ください。
「国際グラフ」2003年11月号P.173より
